キャンプで行う「たき火料理」は楽しいですよね。
私もキャンプに行ったら毎回たき火クッキングを楽しんでいます。
たき火料理をする時に使う調理器具は様々なものがあり、どれを選ぶか迷う人も多いのではないでしょうか?
最近、コンパクトながらそこそこ容量があり、さらにはとても頑丈なフライパンを購入しました。
目次
Bush Craft(ブッシュクラフト) たき火フライパン
私が最近購入したのは「Bush Craft(ブッシュクラフト) たき火フライパン」です。
「ブッシュクラフターがたき火で使うようなフライパン」という存在は以前から知っていました。
何故ここ最近になって購入することになったかというと、家族で行く時など「複数人分の調理が出来る容量のフライパンが欲しい」と思ったからです。
そんなことを思いながら日課であるYouTubeでキャンプ動画を見ていると、芸人の「じゅんいちダビッドソン」さんがこのフライパンを使っていたんですよね。
無骨な鉄フライパンだけど、大きすぎず小さすぎずのちょうど良いサイズで、求めていたものにピッタリでした。
じゅんダビさん(ボン・ジョヴィ的な感じで呼ばれると嬉しいそうです)は芸人のヒロシさんが主催する焚火会のメンバーですね。
テレビでは本田圭佑選手のネタしか知らなかったんですが、フリートークが上手で面白くてファンになってしまいました。
少し強面なルックス(失礼!)とは違い、柔らかな人柄で焚火会でもムードメーカー的な立ち回りで周囲を和ませているお人柄が素敵です。
パッケージ内容
商品はセンスの良い箱に入ってきます。
イラストが可愛いですね。
箱裏の説明とイラスト。
なかなか雰囲気があります。
箱を開封。
中に入っている説明書はこの1枚だけです。
セット内容がこちら。
内容は、「たき火フライパン ・リネン製収納ケース ・アンティーク調ヒートンねじ×2」となっています。
シーズニング不要の日本製鉄フライパン
たき火フライパンは鉄製なので頑丈です。
日本製で高品質。
この手のものはシーズニングが必要なことが多いですけれども、工場出荷時に焼き入れをしているためシーズニング不要です。
そのため、購入して直ぐに使えるのが嬉しいポイント。
やっぱりシーズニング面倒ですもんね。(好きな人はその作業も好きですが)
持ち手のハンドルは「現地調達」で自作
フライパンって荷物に入れる時に、持ち手の部分であるハンドルが邪魔になるんですよね。
そうした事を考慮して、このフライパンはハンドルが付いていません。
ではどうするのかというと、ハンドルは現地調達です!
つまり、キャンプを行う現地で手に入れた木などで「好きな長さにハンドルを自作する」ものになります。
ここらへんがブッシュクラフターらしい発想ですね。
自分が作るから世界に1つだけの一点物となるのがロマン!
持ち手の部分に木を差し込むことでハンドルが完成します。
テーパード状になっているので差し込みも容易です。
ハンドルと連結した際に安定するように付属のネジで固定できるようになっています。
このネジの留め穴は以前は1つだけだったんですが、2018年1月下旬より留め穴が2つになり、よりしっかりと固定できるようになりました。
付属品
こちらが付属のネジ。
2つ付いています。
リネン(麻)製の収納袋も付属。
広げるとなかなかの大きさです。
たき火フライパンが充分に収まるサイズ。
「急加熱・急冷却」はNG
購入して早速テストしてみました。
キャンプまで待ちきれなくて自宅で使うという、キャンプグッズ購入あるある(笑)
IHコンロでもちゃんと使えました。
ここで注意なのが、「急加熱しないこと」です。
注意事項にも書いてあったことなんですけど、急加熱すると本体中央部が膨らんで変形していまいます。
IHは加熱スピードが早いこともあってか、強めの中火で加熱しだしたら、見る見るうちに変形してきてビビりました。
その後、慌てて加熱を止め、そのまましばらく置いておいたら変形した歪みが直ったのでホッと一安心。
やはり、注意記載事項通り「急加熱・急冷却」をしないことが大事ですね。
実際に使ってみた
弱火からスタートして徐々に加熱。
油を引きます。
油を一面に引いたところで玉子を投入。
ある程度で火を止めます。
あとは鉄板ならではの蓄熱で火を通す。
最後は少しフタをしてふっくらさせて完成。
滅茶苦茶プルンプルンの目玉焼きが出来ました。
「鉄板だからこびりつくかな?」とか思っていたけど、スルンと目玉焼きが剥がれて、こびりつきは一切なし。
最初からシーズニングをやってくれているありがたみを感じます。
テストがてら、そのまま引き続きお肉を炒めてみました。
あえて「ステーキ肉」ではなく、こびりつきやすい「しゃぶしゃぶ肉」でやってみました。
しっかりと炒めたところで完成。
こちらもこびりつきはほぼ無し。
水と一緒にタワシで擦ったら綺麗になりました。
思っていた以上に手入れもしやすいです。
どちらの料理も鉄フライパンだからムラなく火が通り、食材が美味しく調理できましたね。
まとめ
実際のキャンプにも持っていって使用してみましたが、鉄板なのでたき火にそのまま突っ込んで使うことが出来て楽ですね。
持ち手のハンドルを現地調達で自作するというのも、「手間」を「遊び」に変えるという面白さがあります。
私はズボラなので、取っ手のハンドルを作らずに、耐火手袋で持ち手をそのまま持って使うことも多いですが・・・(ネット上でもそうして使っている人が多いですね)
性能・携行性、どちらも両立した「ちょうど良い」と感じる鉄フライパン、とても便利なのでおすすめです。